こんにちは!!パパむすです。
3才の息子とお風呂に入るのがパパの務めなのですが、僕が洗顔のために石鹸を濡らして泡を立てていたときのことです。
息子「なんでせっけんは泡になるの??」
パパ「お水で濡らすと泡が出てくるんだよ」
息子「なんで??」
パパ「うーーん。。お水に濡らすと泡が出やすくなるから・・・」
パパぜんぜん答えになっていません!!
"せっけんを濡らすと何故あわ立つのか?"
当たり前すぎていままで考えてもみなかったことを息子に聞かれてしまい、動揺しました。
皆さんなら幼児になんて教えますか?
今回は私なりに調べたことをお伝えします。
石鹸は水をつけるとなぜ泡を立てるのか?
さっそく、この疑問に答えるべくGoogle先生に聞いてみました。
参考にしたのはこちらのサイトです。
水に石鹸や洗剤を溶かすとどうして泡が立ちやすくなるのか?
これは界面活性剤が水の表面張力(ひょうめんちょうりょく)を弱くしていることと、泡の膜に界面活性剤が並んで膜を強くしているからなんだ。
なるほど、こちらの説明と図にあるように、石鹸が持つ界面活性剤の性質によって、水の表面張力を弱くして、さらに泡を長持ちさせているんだと。
ふむふむ。なんとなくわかるけど、もう少し続きを読んでみよう。
水滴って丸いよね。これは水が表面張力という、表面積を小さくしようとする力を持っているからなんだ。石けんや洗剤を溶かすと表面張力が弱くなり、水が丸くならずに表面積が大きい膜になりやすいんだ。だから、泡が立つんだよ。
やっぱり"表面張力"があわ立ちやすくなる要因のようですね。
でも"表面張力"ってなんだ?
Google先生!表面張力ってなんでしょうか?
またまたGoogle先生に聞いてみました。
するとこちらの分かりやすいサイトを発見しました。
参考:表面張力の原理とは?なぜ、水は平面に落とすと球形になるの? | 三丸機械工業 公式ブログ
表面張力とは、表面の力をできるだけ小さくしようとする性質のことです。
平面に水滴を落とす球体になるでしょう。これが、表面張力です。同じ体積で比べると表面積が一番小さいものが球形なので、表面張力が強い物体ほど球形になります。シャボン玉が丸くなるのも、表面張力のせいなのです。
そういうことですね。表面張力は表面の力をできるだけ小さくしょうとする性質。
でも石鹸の持つ界面活性剤の性質によって、その力が弱められて、水の表面が膨らみやすくなるということです。
水の性質を、石鹸の性質で弱めているということでしょうか。
それでは、先ほどから何度か出てくる"界面活性剤"とは何でしょうか?
"界面活性剤"とは?
これについては、石鹸でおなじみの花王さんのサイトを参照しました。
界面活性剤は、界面(物質の境の面)に作用して、性質を変化させる物質の総称です。構造としては、1つの分子の中に、水になじみやすい「親水性」と、油になじみやすい「親油性」の2つの部分を持っています。この構造が、本来、水と油のように混じり合わないものを、混ぜ合わせるのに役に立ち、汚れを落とす洗浄の働きをするのです。
なるほど。"界面活性剤"が物質の境の面に作用して、性質を変化させるんですね。
さきほどの、水の表面張力を弱めるというまさに「性質の変化」をもたらせるために、界面活性剤が機能していることがわかりました。
これまでの調査結果をまとめると
- 石鹸が持つ"界面活性剤"の性質によって、水の"表面張力を弱くして、さらに泡を長持ちさせている
- "表面張力"は表面の力をできるだけ小さくしょうとする性質
- "界面活性剤"が物質の境の面に作用して、性質を変化させている
ということがわかりました。
さてここで問題です。
この内容をどうやって3才児に伝えましょうか・・・?
お風呂で息子に教えてみた
"なぜ石鹸は水に濡らすと泡が出るのか?"、この疑問に答えるために3才の息子に私なりにかみ砕いて伝えてみました。
パパ「昨日ね、こうやって石鹸に水をかけると泡になったでしょ。」
息子「うん」
パパ「何で泡になるかわかったよ」
息子「何で?」
パパ「せっけんさんがね、水を膨らみやすくしてくれてるんだよ。」
「水が膨らみやすくなるとね、水の中にたくさん空気が入るから大きな泡になるんだよ。
息子「なんで?」
パパ「お水だけだとすぐに泡は壊れるけど、せっけんさんがお水が膨らみやすくなるように助けてくれてるんだよ。」「こうやって石鹸にお水かけてゴシゴシしてみて」
息子「いっぱい泡でてきたね。もっと作って!」
パパ「なんでお水が泡になるかわかった?」
息子「石鹸がね。助けてくれるの。」
パパ「そうだね。どうやって助けてくれるの?」
息子「ふくらむの」
パパ「そうだね。お水を膨らみやすくしてくれんだね。」「シャボン玉もお水に石鹸が入ってるんだよ。
息子「うん」
これでちゃんと伝わったのかわかりませんが、息子は楽しんで石鹸に何度も水をかけてゴシゴシ泡をつくって遊んでいました。
まとめ
結局、"界面活性剤"や"表面張力"の説明にはなっていませんでした・・・
僕の力不足なのですが今の時点ではこの位の説明が精一杯でした。
こういう理科系の説明って難しいですね・・
でも息子が楽しそうなので良かったかな!?
【推薦図書】
お風呂と言えばオススメなのがこちらの"パンダ銭湯"!!!
とにかく度肝を抜かれる展開で大人もハマってしまうくらい面白いです。
息子はお風呂上りにしょっちゅうこの本を読むようにせがんでくるくらい大好きですので、2~4才くらいのお子さんをお持ちの方は一度手にとってみては?
子供がお風呂好きになりますよ!
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